サイトトップ > 競争力強化に挑む中小製造業-躍進するものづくり企業-
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主な内容
○近年、少子・高齢化、経済のグローバル化、IT(情報技術)を中心とするイノベーションが一段と進展する中で、日本経済の成長力を維持するために、成長が著しい新興国など、海外の需要を取り込むことが不可欠であることが共通の認識になってきている。
○このため、大企業製造業においては、生産拠点の再編や同業種・異業種を問わないM&A(合併・買収)・事業統合、連携といった事業のリストラクチャリングが広範に行われるようになっている。これらを背景として、製造業の分業構造の枠組みや存立基盤が変化しており、これに対応するため、多くの中小企業が「競争力」の強化に努力し、さらなる発展を目指している。
○これまで当研究所はさまざまな角度から中小企業の競争力に関連する取り組みについて研究してきた。本書は、こうした研究成果を「競争力」をキーワードとして取りまとめたものである。中小製造業の分業・集積の構造、グローバル化戦略、技術・研究開発の体制、新事業分野への進出等、競争力の源泉となるさまざまなテーマについて、事例を交えて論じ、今後の中小製造業の経営戦略を展望している。