サイトトップ > 床性能評価指針

FAXでのご注文をご希望の方、買い物かごの明細をプリントアウトしご利用いただけます。⇒ フローを見る

床性能評価指針

床性能評価指針

著 者  :日本建築学会 編集

発行(売)元:日本建築学会

価 格  :2,640円(2,400円+税)

コード  :978-4-8189-1074-4

発行年月 :2015年11月

判 型  :B5判

頁 数  :105

基本配送手数料390円(沖縄県及び島しょ部等は除く)※東京官書普及(株)運営のインターネット書店会員はインターネット注文に限り配送手数料無料。

主な内容

序本指針は,日本建築学会 材料施工本委員会 内外装工事運営委員会傘下の床工事ワーキンググループ,およびその後継となる床性能評価指針検討小委員会における一連の活動の最終的な成果と位置付けられるものである.本指針の制定にあたっては,まず,国内外の規基準,規格類や学術研究成果を対象に,所定の要件を満たす性能評価方法が規定あるいは提案されているものを調査,リストアップする調査を行い,「床の性能試験方法と性能評価方法に関する調査報告書」(2000 年 3 月)を作成した.つぎに,リストアップされた性能評価方法を対象に,明確かつ妥当な根拠に基づいているか,社会的にみてどの程度必要性があるか,同様の性能を対象とした他の評価方法と比較してどちらが実用的かなどの検討を詳細に行い,より妥当性,実用性が高い性能評価方法を抽出,選定した.また,抽出,選定した性能評価方法の概要をわかりやすく整理した「床の性能評価方法概要集」(2004 年 4月)を作成するとともに,シンポジウムを開催した.続いて,この概要集で評価方法が抽出,選定された性能を対象に,建築物使用者の日常の安全性や居住性からみた性能の推奨値(案)を学術的根拠に基づいて提案した.また,提案した推奨値(案)と性能評価方法を併せて整理した「床の性能評価方法の概要と性能の推奨値(案)」(2008 年 6 月)を作成し,シンポジウムを開催するとともに,日本建築学会ホームページで公開した.ただし,提案した推奨値(案)はあくまでも案であり,今後建築物使用者や設計者,製造者などの御意見を広く募り,それらを反映させてより実効性の高い推奨値を設定するためのたたき台と位置付けられるものであった.その後,上述の「床の性能評価方法の概要と性能の推奨値(案)」に対して建築物使用者や設計者,製造者などからいただいた御意見を吟味し,必要に応じて修正を加えることにより,妥当な性能評価方法と公平かつ学術的根拠に基づいた性能の推奨値からなる「床性能評価指針」としてまとめる作業を行った.本指針は,以上の経緯にしたがってまとめられたものである.そのため,本指針では,結果的に十分な研究成果と評価実績が蓄積されている性能のみを対象とすることとなったが,これは学会の指針としての妥当性と公平性を確保する必要上,現状ではやむを得ないことと認識している.他の性能については今後の研究によるところが大きいが,少なくとも本指針に示された個々の性能評価方法や推奨値については,建築物使用者の要求に合致した床の合理的な開発や設計,さらにはより安全で快適な建築空間を具現するための汎用的かつ定量的なツールとして,多くの立場の関係者に有効に活用していただけるものと自負している.2015 年 11 月日本建築学会

この本を購入した人は下記の本も購入しています


当サイトは、グローバルサインにより認証されています。
お客様が入力される情報はSSLにより暗号化されて送信されますので、第三者にこれらの個人情報を読み取られることはありません。

グローバルサインのシールをクリックしていただくことにより、サーバ証明書の検証も確認できます。